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個展「片心」作品集③
「帯」 300×420×50mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル おび。信頼し合える仲間・家族の連帯感をイメージして。 いつもはそれぞれがいろんな方向を向いているけど、いざという時は ひとつになって、同じ目的地に向かって全力で走れる素敵なチーム。 「唯」 270×270×30mm 墨・宣紙・鼬毛筆・羊毛筆・木製パネル 唯。唯我独尊。たったひとりの自分。ひとりひとりが唯一無二の存在。 個性に自信を持てているときも、孤独に苛まれるときも、唯ひとりの自分。 「照」 270×270×30mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル 少しまぶしいくらいの太陽。 書で、だれかの心を明るく照らす存在になれたら。 そう想って書き下ろした作品。


個展「片心」作品集②
「恩」 530×530×30mm 墨・宣紙・羊毛筆2本・木製パネル めぐみ。いつくしみ。 恩は、巡っていくものであり、巡らせるものだと思う。 「度」 330×330×20mm ボンド墨・宣紙・鼬毛筆・木製パネル 片心。無邪気さゆえの幸せ。 ものさしや単位を示すときに使われる文字だが、心や器量、人柄という意味も含まれる。(度量や度肝など) 「生」 270×270×30mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル 生きる。 日々、振り絞って、生きる。


個展「片心」作品集①
2026年3月に開催した個展「片心」にて 展示した作品を一覧にして掲載します。 個展に行きたかったけど、行けなかった!という方はもちろん、 個展にお越しいただいた方も、展示空間のあたたかな雰囲気を思い出していただきながら ぜひゆっくりとご覧ください。 「以心伝心」 それぞれ 270×270×30mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル 心を以て、心を伝う。 言葉にしなくても、互いの気持ちが通じ合う。という意味。 「機」 それぞれ 270×270×30mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル 片心。少しの心の動き。 心が動く機会は、今、その瞬間に訪れる。 その好機を掴めるかどうかで、きっと運命は大きく変わる。 「互に」(かたみ-に) それぞれ 270×270×30mm 墨・宣紙・羊毛筆・木製パネル 古語で「お互いに」「かわるがわる」という意味。 特に、2人の間での”愛情”や”気遣い”をもったやりとりを表現する言葉。


「自他共榮」
互いに信頼し、助け合うことができれば 自分も、世の中の人も 共に栄えることができる。 柔道の創始者・嘉納治五郎が提唱した理念。 作品の完成までに要した期間は、 最初にお話をいただいてから実に約5ヶ月。 私なりの「自他共榮」に至った物語を ぜひご覧ください。 腹を割って、互いの想いを知る【一字書 vs. 四字熟語】 私が書作品をつくる上で欠かせないのは「やりとり」。 作品に乗せたい想いをより深く、より鮮やかに想像して墨を磨ることを 何よりも大切にしています。 今回も、まずはそんなやりとりから始まりました。 作品「自他共榮」をご依頼いただいたのは 主に中小企業を対象とした経営コンサルティング会社を営む 岡島さんと児玉さん。 3人での初顔合わせ! おふたりへの第一印象はとにかく 仕事や、仕事を通じて出会う人への想いが熱い…! お忙しい中、終業後に時間を取ってくださり 気づけば終電近くまで語り合っていました。 その中でも、特に印象的だったのは ・関わっていただいた方や、お客様のご家族まで、幸せにできるような仕事をしたい! ・これからの挑戦を、社員一丸とな


"純粋さ"と"愛着"が原点。
「どうして書家になったんですか?」 初対面の方からは、ほぼ100%尋ねられます。笑 「子どもの時からずっと、文字を書くことが好きだったからです!」 いつもこう答えます。 でも、時に「なぜ自分は文字を書くことが好きになったのだろう?」と思うのです。 気付いたら、好きだった。...


「宙」「想」「流」「航海(Voyage)」
主にヨーロッパにて、自らがデザインを手がける化粧筆の販売や、 日本の伝統工芸の魅力を自身のメディアで発信するなど幅広く活動されている、 スイス在住のSonia.Gさんによる熊野筆工房「竹宝堂」コラボレーションシリーズ 「航海 / Voyage」と、化粧筆ロゴデザイン「宙」「想」「流」を 書かせていただきました! それぞれの筆に込められた想いを「書」に きっかけは、大学時代から大変お世話になっている 「竹宝堂」の竹森さんにご紹介いただいたことでした。 竹森さんとはずっと仲良くさせていただいていて、 書きたいこともたくさんあるのでまた別の機会に記事にまとめるつもりです! 竹宝堂様の商品ロゴもいくつかご依頼いただいています! ※詳しくはコメント欄まで! 慣れない英語でのやりとりにドキドキワクワクしながら、 まずはそれぞれの筆の名称決定から携わらせていただきました。 ご依頼いただいたのは、3種類の筆の名称とロゴデザイン。 左から順に ①顔全体に用いる大きめの筆。 ②顔の立体感を作るのに最適な筆。 ③目元に用いるアイシャドウ用の筆。 Soniaさんはそれぞ


「環」
かん/ Kan 2023年夏、自然とアートをテーマにした15名の作家によるコラボ展にて展示した作品。 「人々の環」「めぐるご縁の環」を思い浮かべながら 力強く書き上げています。 書家として活動できていることへの感謝。 支えてくれているお客様や仲間への感謝。 そして、見守ってくれている家族や友人への感謝。 優しく、あたたかい気持ちが「環」を成して巡っていくように。 1年半越しのご縁!? 時は流れて2025年。 Instagramにて素敵なDMをいただきました! 一部抜粋して掲載させていただきます。 展示時の作品キャプションも、覚えていただいていたようです…! 1年半越しに作品を思い返していただけるなんて、 とても光栄で嬉しいお話…! 作品はお迎えしていただけることとなり、お子様のお誕生日も近いということで、 せっかくなので、外箱にはお誕生日の装飾をしてお近くまでお届けしました! 納品当日のお話 当日は作品をお渡しして、作品の取り扱いについてお話できたら良いなと思っていたのですが、 お客様とついつい意気投合して、気づいたら3時間ほどお話させていただき


ano 初日本武道館公演決定KV 「日本武道館」
Photo : Yosuke Torii Design : Yuika Koyama Calligraphy : Yuta Ichikawa 歌手・タレントとして活躍するanoさんの 日本武道館での初公演を記念したKV(キービジュアル)題字 「日本武道館」を書かせていただきました。 「僕の色に染まらないなら、いっそのことデリートしちゃおう」 (「デリート」歌詞より引用) 「ちゃんとしてるのにいつもおかしくて それでもこれしかなかった」 「誰かが言う 変なんて せいぜいたかが普通の変だ」 (「普変」歌詞より引用) anoさんの曲を聴きながら、感情の波に乗って、溺れて、浸って、 最終的には孤独感と解放感を意識して、書き上げてみました。 ご縁は突然に きっかけは、アーティストの演出や企画のデザインを手がける グラフィックデザイナーさんからInstagramにてDMをいただいたことでした。 あまりに突然のことで、嬉しくも戸惑った記憶があります。笑 私にご依頼いただいた理由として、ずっと作品をご覧いただく中で、 anoさんが表現している曲や感情の振れ幅と


映画題字『骨なし灯籠』
熊本県山鹿市を舞台にした映画作品『骨なし灯籠』(木庭撫子監督)の 題字を書かせていただきました。 題字を書くにあたり、木庭監督と何度もやりとりさせていただき、 沸々と湧き上がる想いを「骨なし」と「灯籠」に分けて、それぞれに込めてみました。 「骨なし」 主人公「市井 祐介」が、死に場所を探す心境を文字に落とし込む。 もし、大切な人が突然いなくなってしまったら。 できるだけリアルに、想像してみる。 当たり前に一緒にいた家族、仲の良かった友人やパートナーも離れていく。 そんな時感じるのは、孤独か。怒りか。悲しみか。はたまた無気力か。 「市井」は妻を亡くしている。最も愛する者がいなくなることを考えると、言葉が出ない。 そんな心情にできるだけ寄り添いながら、でも、どこかで誰かが手を差し伸べてくれることを 少しだけ期待もしながら、書いてみました。 「灯籠」 お祭り。多くの灯籠の明かり。最愛の亡き妻の面影。 そして、自律して未来へ歩んでいく主人公。 そんなストーリーと「市井」の感情を心に描きながら。 自分が今繋がっているあたたかい人たちのことを思い浮かべて書い


巡
めぐる / meguru 2024年1月、個展「流轉」にて展示した作品。 人生、巡り巡ってまた戻る。 "原点回帰"なんて言葉もあるけれど、ただ戻ってくるのではなく、 戻ってきた時にはひと回りもふた回りも成長した自分になっている。 その繰り返しが、自分を創り上げる。 そんなイメージを描きながら、書いた作品。 観た瞬間「これだ!」と感じました。 と語ってくれたのは、「巡」をお迎えいただいたお客様。 お話を伺うと、なんとパラグアイから ご両親が日本に戻ってこられるタイミングで その記念に「巡」を贈りたいとのこと…! 限りなく移り変わるという意味の「流轉」を人の一生になぞらえて「巡」の一字に込めて 表したこの作品は、遥か地球の裏側からやってくるご両親にもぴったり!と、 大変喜んでいただきました。 私が「巡」へ込めた想いと、お客様がご両親へ寄せた想いがシンクロして、 作品の前で立ち尽くされていた姿が印象的でした…! 親から子へ。そして孫へ。 さらにお話していくなかで、 「両親に贈った作品は、いずれ自分たち、そして自分の子どもたちへと...


包
つつむ / tsutsumu 2024年7月、京都での個展「心悸」にて展示した作品。 観る人の心を、優しく包み込むような作品に。 私が「包」に込めた想いです。 淡い墨でじんわりと。それでいて時折安心できるような。 そんなイメージで書き上げました。 「抱」「胞」「泡」など、なんとなく丸く、そしてやわらかな漢字に使われることの多い「包」。 今まで自分が出逢ってきた人のあたたかさや優しさを思い出しながら、 一滴の水からゆったりと墨を磨り、筆を進めてみました。 展示では、会場の庭園を背景に、まさにお庭の緑に包まれるようなイメージで飾りました。 京都ということで、海外のお客様も展示をご覧いただき、漢字は読めないながらも、 筆運びと墨の色から、私が「包」に込めた意味合いを 読み取ってくださったことがとても嬉しく、印象的でした。 身も、心も、リラックス。 そんな「包」をお迎えいただいたのは、東京・狛江で整体院「ひな整体」を営む大出さん。 初めてお会いした日から、とにかくお人柄が素敵で、 地元が近いことも相俟ってとても仲良くさせていただき、 私の個展に
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